ゴールデンデイズ(1〜4) 白泉社でおもしろかった漫画
高尾滋の漫画
新書で7巻だったものが、文庫化で4巻です。
この作家さんは、絵は見やすいし、笑いの場面も多いのですが
切ない名作がたくさんです!
てるてる×少年、が最初に読んだ漫画で、これもよかった!
現代も続く、忍者と主の姫のお話でした
今回は地震で過去(大正)にタイムスリップしちゃうお話
ゴールデン・デイズ(1)
ゴールデン・デイズ(第2巻)
ゴールデン・デイズ(第3巻)
ゴールデン・デイズ(第4巻)
ゴールデンデイズ(1〜4) 白泉社でおもしろかった漫画のあらすじ
地震の際に大正時代にタイムスリップしてしまった相馬光也。
祖父・慶光の友人である春日仁と出会いがもたらすものは…!?
『マダム・プティ』の高尾滋が贈る大正浪漫ストーリー待望の文庫化!
全4巻。 2013年6月刊。
![]() ゴールデン・デイズ(1) |
光也の出現と入れ替わりに姿を消した、祖父・慶光の行方を追ううちに明らかになる陰謀の存在。
敵の正体は…!?
光也の選択は、未来を変えることになるのか?
大正浪漫ストーリー文庫版全4巻完結!
2013年9月刊。
ゴールデンデイズ(1〜4) 白泉社でおもしろかった漫画のネタバレ
タイムスリップ
その能力は爺様・慶光の力のようです
過去に飛んでまで、守りたかった親友・仁!!
はじめは、トリップに戸惑う光也です。
体ごとトリップしたのか?
そっくりな慶光の体に、意識だけトリップしてきたのか?
自分と入れ替わりに、慶光は現代に行ったのか?
が、仁との友情のおかげで、なじんでいきます
人種差別のすごい大正期
日本の貴族とイタリア夫人との間に生まれた仁と、妹の亜伊子
緑の瞳で、みるからに異人姿の仁は
冷たい親族の中で、両親を亡くして引き取られてきた、慶光と百合子の姉弟に
家族以上の親愛をもち、とくに慶光のことは、「愛して」ます
BL的なことはないんですが、なんというか、
冷たい世界でたったひとりのぬくもりの相手に執着する仁がかわいそうで・・
そんな仁に惹かれていく光也
トリップしたのは光也だけでなく、おなじく慶光の孫であり、光也の従兄弟である慶も一緒でした。
で、慶は少し大人な分、トリップしてきた自分が過去の人間とかかわることで
何かわるいことが起きるんじゃないか、って心配で
節って、いう少女を愛していても、手も触れられない・・
猪突猛進、少女漫画度全開の光也にたいして、この慶が存在することで
タイムパラドックス、ていうか
大人目線のトリップものになってます
慶は大正の先、第二次大戦がはじまることも、東京が焼野原になる未来も知ってる
今親しんでいる人が、近い将来に死んでいく未来・・
辛いよね
ネタバレすると
慶光と百合子の両親は、殺されてまして
その犯人を仁が知って、その相手を撃つ、ってのがやり直したかった爺様の過去で
光也の介入で、仁は犯人を撃たず、未来は少し変わるようです
そして、変わったとこで、光也は現代にもどり(爺様の気がすんだのか?)
慶は、そのまま大正時代を生き抜いて、節と幸せな生活を得るようです(戦争を生き延びて)
未来に生きる光也に、過去に死んでいった仁からメッセージが届くとこが
とっても泣けます
ああ。名作だな〜
文庫化されて、本棚もすっきり
とってもおススメですよ〜
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