パレス・メイヂ(6) 白泉社でおもしろかった漫画
いわゆる、パラレルワールドものです
日本の明治時代、に似たどこか
現在、明治天皇の娘である彰子が女帝となっています
でも中継ぎの女帝なの
異母弟の東宮さまがまだ幼いから、彰子さまもまだ少女(女子高生くらい)なのに
女帝として、臣民につくしてます
彼女と結婚したい鹿王院の宮様
彼女を愛している侍従の御園
三角関係と、身分違いが入り乱れた恋模様ですが
5巻で、ついに彰子さまが、自分の気持ちに気付いてしまって・・
パレス・メイヂ(1)
パレス・メイヂ(2)
パレス・メイヂ(3)
パレス・メイヂ(4)
パレス・メイヂ(5)
パレス・メイヂ 6 [ 久世番子 ]
パレス・メイヂ(6) あらすじ
平和な帝都を襲った未曾有の大災害は人々の心に大きな爪痕を残す。
そんな事件から数か月後…気落ちする御園が久しぶりに出会った人物から聞いた、彰子の昔話とは…?
少女帝と少年侍従の近代宮廷ロマンス、再起への第6巻。
2017年1月刊。
パレス・メイヂ(6) ネタバレ
身分格差の時代、メイジ
彰子さまは女帝で
女帝は、位を降りたあとも、結婚できない、って不文律があります
彰子様本人は
弟君である東宮が大人になったら譲位することを当然と思い
結婚できなくてもいい、と思っていたようですが
彰子さんの元婚約者(メイジ帝がもう少し長生きしたら、東宮に譲位して、彰子さまは女帝にならずに、結婚してた)の鹿王院の宮様は、今も彰子さまと結婚したいと思ってる
恋情もあるんでしょうが
自分の思い通りにならなかったことのない宮様です
でもって、彰子さまには従者がいて
それが御園公頼
子爵の次男で、貴族階級ではありますが
彰子さまと結婚できるような身分ではありません
当人も、結婚、とかは考えたことがないようですが
彰子さまをほのかに慕ってはいます
(恋、と自覚するのは、おそれおおい)
鹿王院が御園をライバル視するもので
彰子さまも御園も、お互いの想いに気付きつつありましたが
そこで起こった関東大震災
ってのが5巻まで
6巻では、5巻で出仕を止められた御園ですが
鹿王院の嫌がらせをものともせず
パレスに行っては、彰子さまに逢いたい、って頑張ります
彰子さまは御園のいなくなった寂しさに耐えながら暮らしていて
さて、裳裾を持つ、ってのはずっと御園の役割でしたが
これからは裾もちいらない、って彰子さま
でも、思い・・
帝であることの重責をそれに重ねる彰子さまですが
裳裾がひっかかって
でも誰も気づかなくて・・
駆け寄って対応したのは、隠れていた御園でした
お互い、このまま逃げたい、って思いながらも
それが無理だと、大人だから解っていて・・
出仕は許さぬ、っていう彰子さまに
「いとしい男」というのも変わっておられませんね、って
私の思いも変わりありません、って
このシーン、とってもいいわ〜〜
さて、大震災がトラウマになっていた弟宮である東宮様
元気になって、彰子さまは安心でして
その元気の元が、東宮様の侍従だって聞かされて
ねぎらおう、って
で、現れたのが御園でした
晃子さまの側には上がれずとも
皇太子さまの側に・・
次巻、7巻で最終となるようです
楽しみです
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