赤髪の白雪姫(3) 白泉社でおもしろかった漫画
あきづき空太
『LaLa DX』、『LaLa』(白泉社)にて、2006年9月号から連載中です。
流れは、
生まれつき赤い林檎のような美しい髪をもつ少女・白雪は、珍しい髪の色を理由に生まれ育った国・タンバルンのラジ王子に愛妾の座を用意される。
困った白雪は国を出て、隣国・クラリネス王国の森でゼンと名乗る少年と出会う。
その後、ゼンの正体がクラリネス王国の第二王子だと知った白雪は、クラリネスに居を移し親交を深めていく。
ってお話です。
お相手が第二王子、ってのがミソです(^^)
赤髪の白雪姫(1) 赤髪の白雪姫(2) 赤髪の白雪姫(3)
赤髪の白雪姫(4) 赤髪の白雪姫(5) 赤髪の白雪姫(6)
赤髪の白雪姫(7) 赤髪の白雪姫(8) 赤髪の白雪姫(9)
赤髪の白雪姫(10) 赤髪の白雪姫(11)赤髪の白雪姫(12)
赤髪の白雪姫(第13巻)
赤髪の白雪姫(3) あらすじ
クラリネス王国・王城ウィスタル
第一王子の帰還により、穏やかな日々はその流れを変えた・・
第二王子ゼンと宮廷薬剤師の白雪
二人の関係を快く思わないイザナは、白雪が国を出る原因にもなった
タンバルン国のラジ王子を城に招待する・・
![]() 赤髪の白雪姫(3) |
赤髪の白雪姫(3)ネタバレ
アニメ化が決定する前から、こつこつ読んでました
一般の娘と王子さまの恋物語、を想像すると、このマンガは地味です(^^;)
でもお相手が第二王子、ってのがとっても素敵な設定で、既刊の中に第一王子が出てきてますが
(12巻で王様に即位します)
この兄様は、切れ者で、華やかなお顔で、とっても素敵ですから、こっちが主役だと
一般的な「王子さまの恋物語」になるんでしょうね〜
でも、第二王子のゼンは、兄様と年齢が離れてる(5歳以上はちがいそう)し
小さい時から、王子、って肩書じゃない交友関係を求める男の子で
そんな時に出会ったのが赤い髪の乙女なんですね〜
見た目のせいで貴重品で献上品扱いされるとこが
持って生まれたモノで通常生活が送れないってゼンと白雪は似てます
さて3巻
9〜12話
9
さて
白雪が気に入らないイザナ王子は、
円満に追い払う方法として、因縁があるらしい、と聞きつけたラジ王子を招待
ラジに白雪をあげちゃうつもりでした
ゼンとイザナ王子が儀礼として出迎えますが
ゼンが先手をとって「はじめまして」って挨拶
(毒りんご事件で対面してるのは、隠してるよ、ってことで)
でもって、いつも墓穴ほるラジ王子が
歓迎宴会の席で、イザナに白雪と逢ってみては、勧められて
白雪はゼンどのが婚約者と考えている方だろ?って口走り
みんな、愕然・・
ゼンがラジの腕をひっつかんで中座して
婚約なんかしない、って言うから
毒りんごの件を知っている彼女を手放すなら、うちの城で引き取る
っていうから、ゼンが却下
一方盗み聞きしていた白雪は
出て行け、ってイザナ王子に暗に指図されてると感じて
白雪を探しにきてくれたゼンにすがりついちゃいます
恋心、ってのはまだ自覚してなくても
天涯孤独の乙女が、知り合いといえばゼン、木々、ミツヒデしかいなくて
仕事である宮廷薬剤師の職場でもある城から追い出されるかも、って思ったら
おびえるよね・・
10、
大事な白雪がいじめられてる、って勘付いていても
ゼンはイザナ王子を憎むことはできない
イザナ王子が17歳の時に、悪徳貴族を手玉にとって粛清
その手腕は幼い弟がうっとりするほど素晴らしく
その人の隣に立てることが、心底嬉しかったから・・
さて、ゼンはイザナに面と向かって文句をいい
イザナが自らゼンの従者に押したミツヒデも、白雪を押すので
イザナ王子は、白雪への態度をちょこっと保留にします
一方ラジ王子は、隣国の宮廷で居心地悪くて胃痛で
通りかかった白雪の薬を飲もうとして
塗り薬だ!って白雪がその薬を王子からふんだくって処分
さらに
タンバルン出身の者としては、王子に立派になってほしい
ってなことを面と向かって言いまして
そんなこと言われたことのない王子はびっくりです
白雪とラジのやりとりを、イザナが見てまして
白雪はラジの側にいた方がいいと思うよ、てイザナが言うけど
白雪は目をそらしませんで、
「ゼンと出会えた国です」ってうれしそうにいうから
おかしな子たちだ、って
11、
ラジ王子が「婚約者」とか言いだしたんで
そこは封建時代の絶対君主制の王族ですから
白雪に取り入った方がいいか?とうごめく貴族が現れまして
その対処にゼンが選んだのがオビでした
12、
鳥の狩りをしたい領主
鳥を保護したい庶民
領主の権限は強く、庶民の訴えんは通らない・・
ゼンの判断でも、領主を支持するしかないが
白雪が、鳥の特性を連絡手段に仕えないか、と言いだして・・
領主は白雪に、後ろ盾となるかわりに手心を求め
白雪は却下!!
閉じ込められた建物の上階から、堀?に飛び込んで脱出
さて、どうなる!!
ってとこで次巻です
この12話、とっても好きです(^^)
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