忘却の首と姫(7) 白泉社でおもしろかった漫画
このシリーズで初めて知った漫画家さんでした
惣司ろうさんにとって、このシリーズは初めてのコミックスだそうです。
作画の方は、まだあんまり上手ではないですが
物語性が好きでした
どんどん書いているうちに、作画もうまくなるといいな、って期待してましたが
7巻を連載中にお亡くなりになりました
とても残念です・・
忘却の首と姫(第1巻)
忘却の首と姫(2)
忘却の首と姫(3)
忘却の首と姫(4)
忘却の首と姫(5)
忘却の首と姫(6)
忘却の首と姫(7)
忘却の首と姫(7) あらすじ
リリアの白き想いを黒く染めていくダヴィト。
さらにリリアに恐ろしい脅迫を持ちかけるがその内容とは…!?
そしてその果てに二人を待っているのは!?
心優しきファンタジー完結巻!
さらに惣司ろうの原点である受賞作「ガンジス川でさようなら」を収録。
2015年2月刊。
![]() 忘却の首と姫(7) |
忘却の首と姫(7) ネタバレ
6巻が出てるときには、すでに作家さんが亡くなっているのが連載誌の方で告知されてます
さて、この漫画は王様と魔法の漫画ですが
王国が、隣国とせめぎあってる、ってとこが描かれている7巻です
リリアは弱小のトリティア国のお姫さまで
トリティアに嫁いできたリリアのママの出身はアネルケーナで
現在、リリアの王様エウリウスの王宮に
リリアのママ・ソフィアの兄であるダヴィットが来訪中です
リリアの父上は急死してますが
その理由が、アネルケーナ王家の血を継ぐ王子が生まれたから
アネルケーナの刺客が殺した、って今回わかります
で、王様は各国の緊張状態を知りながらも
リリアを守り、リリアの大事な母国を守るために動いた、ってこともわかります
長命な王様の側にいるために
リリアは儀式を受けなければならないらしく
でも、まだほんの少女のリリアを人外の長命にするのがしのびなく
王様は儀式をするのをためらっているようですが
リリアの王様への愛は無敵なんですね〜
このあと、どんどん物語は展開する予定だったと思いますが
作者さんは胃がんで急死されました
7巻は、リリアのママとパパの物語も素敵だったし
受賞作「ガンジス川でさようなら」も、とっても深いお話でした・・
インド人と日本人のハーフに生まれて居場所を求める少年と
名家に生まれた中でバレエに居場所を見つけながら、事故で道を絶たれた少女が
ガンジス河のほとりで出逢い、お互いが明日に踏み出していくお話です
巻末に、「スキップビート」の作者である仲村佳樹さんからコメントがあり
惣司ろうさんは、仲村さんのアシスタントをしていた方だそうで
それが、いっそう故人をしのばせました・・
つつしんで、ご冥福をお祈りいたします
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