いちご物語 大島弓子 白泉社でおもしろかった漫画
文庫化マンガって
昔の名作が読めてうれしい
白泉社文庫でてます
「いちご物語」は
竹宮恵子、萩尾望都、大島弓子の
三大巨頭が
少女マンガ界に革命を起こしている頃の名作です
日本のサブカルチャー
現在の隆盛の第一歩はここにあります
いちご物語 あらすじ
この人のお嫁さんにならなれる
とラップランドから日本にいる林太郎を慕って
突然生田家にやってきたいちご
だが林太郎にとっては
いちごは旅行中に出会った
親切な日本人親子の娘というだけ
ラップ人にまじって生活していた親子だが
父を亡くしたいちごは
まだ見ぬ日本への憧れとともに
父に似たやさしい瞳を持つ林太郎の元へ来たのだ
いちごのひたむきさに戸惑う林太郎だが
彼女の境遇を思いやる家族の理解もあり
生田家の一員となったが
いちご物語 ネタバレ注意
大島弓子作品は
マンガの抒情性と
間で読ませる物語なので
ネタバレ、ってとっても難しい・・
はじめは
ラップランドと日本の生活風習の違いで
笑わせて、切なくさせます
いちごの登場で
林太郎のことが好きだった然子さんは
いちごに八つ当たりするし
林太郎の家は
父親が純文学をやっているせいで金がなく
長男のイケメン大学生・森太郎がバイトで生活を支えてますが
過労で倒れたり
自分が林太郎一家に不幸を運んだ
っていちごが船に密航してラップランドに帰国しようとしたり
(でも故郷は村ごと移動して誰もいない・・)
いちごの父親が
大金持ちの一人息子だけど
自分が生まれる前に養子になった兄にすべてを譲るために
日本を出たこととか
そのばあちゃまがいちごに会えて「死んでもいい」って言ったり
然子も森太郎の女癖の悪かった日向クンと相思相愛になったり
森太郎が美の宮と心が通じ合って結ばれたり
森太郎+美の宮
日向+然子
二組の教会での結婚式に
いちごと林太郎の仮祝言
三組のウエディングシーンは
それはもう
二面マンガでありながら
映画のシーンのようでした・・・
いちごは気管支が弱くて
成人できない、って言われてまして
空気のよいラップランドに林太郎と帰国しても
ある朝
林太郎の隣で亡くなってしまいます
ときどき夢に見る
いちごは
私の青春の一番奥にしまった
物語である
との言葉で幕を下ろす
ああ
文学・・・
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